交差点内でタクシーに当てられた
朝の出勤途中、右折車線がある大きな交差点を直進中、右折車線からタクシーが出てきて交差点内で追突しました。タクシーは私の車の運転席と後部座席に衝突し両ドアを大きく破損しました。乗客はいなく見切り発進をしたようでした。私は病院に搬送され、むち打ちと腰を痛めてしまいました。事故後は、仕事を2か月休むことになりリハビリは半年近く通いました。後遺症には見てくれませんでしたが、首から後頭部にかけて日常生活で負荷や天候による冷えで頭痛が起こるようになりました。事故の相手がタクシーということもあり、タクシー会社内の自己担当の方と交渉することになりました。もちろん、私側は保険会社の方が窓口です。最初の交渉では、いきなり過失の割合の話がありました。タクシー側も不注意だったが、私のほうもブレーキをかけるなり車が右折体制に入っていることに気が付いたのではないかというのです。警察の調書では、タクシーのほうの前方不注意が原因となっていました。その報告を受けて、私側の保険担当は過失的には100対0はありえないので、80対20くらいかと思うと判断し、幾度となく交渉を重ねました。しかし、平行線をたどっていたので私自身単独で、地元の弁護士会館に予約を取り面談を申し込みました。事故相手がタクシーなので厄介なこと、決して自分が事故を起こした経緯を曲げないことを言われました。その後、半年たっても過失の話し合いが平行線のままなので、保険会社が抱えている弁護士に依頼をし解決へと導いてもらいました。いくらもらい事故だとしても、誰も自分の過失を簡単には認めないので、今回のように簡単には解決できないことがあると言われました。その経験を経て、保険更新の時に事故後弁護士に依頼をする項目を契約しました。痛い思いをしたけれど、法律には法律のプロが解決してくれることを身をもって体験した出来事でした。