弁護士に相談したからこそ獲得できたものがある。不安な事故が安心に変わった。
交差点で、信号無視の車に追突された事故だった。父の運転する車の後部座席に、私と母が乗っていた。追突された後部座席の私と母は、頸椎捻挫(むち打ち)で救急車で近くの病院に搬送され、半年間、整形外科と整骨院に外来受診を続けた。
弁護士に相談する前は、私たち被害者と加害者の間、そして加害者側の保険会社とのやり取りでもめて、精神的に疲弊した。例えば、事故後、加害者の方が直接私たちに会って謝罪することで、加害者側の過失割合や慰謝料を少なくおさめようという動きが見られた。また、保険会社と直接話しても、過失割合・慰謝料が納得のいくものにならなかった。
その動きが一気に変わったのは、やはり弁護士に相談してからである。弁護士事務所に面談に行き、まず、過失割合は加害者:私たち被害者=100:0か90:10が妥当だと、法的な根拠 をもとに説明してしていただいた。次に、その割合を実現するために、弁護士が保険会社との交渉に入ってくれるとのことだった。また、むちうち症と関係する、後遺障害等級認定についても詳しく説明していただいた。事故直後でなく、将来の後遺症のことまで法的・客観的にご説明・ご考慮いただき、大きな安心感を得られた。
後日、弁護士に入っていただいたことで、過失割合が適正なものに修正された。その結果、示談金を増額させることができた。けがをして通院をしたのは、当時、専業主婦の母と学生の私で、休業の損害にカウントしにくい職業だが、弁護士が法的な解釈を加えてくれ、休業の損害についても考慮される金額になった。以上のように、弁護士に相談したからこそ、保険会社との直接交渉や精神的疲弊なく、精神的に大きな支え・安心感を得ながら、納得のいく過失割合と示談金に到達できた。弁護士に相談して非常に良い結果になったと家族全員考えている。