1人での不安な示談交渉
覚えているのは、車に乗っていて急に目の前が真っ暗になったことだけ。気がつけば病院でした。私はベッドの上でただひたすら横になって過ごしていました。警察による事情聴取をしたりしました。警察の方が来たときは不安でしたし、緊張もしました。退院してからも、しばらくはリハビリに通いました。示談交渉が始まりました。示談交渉は保険会社の担当の方と行うことになりました。最初は電話口で話していたので、相手の声が聞き取りにくく、電話で話すことに抵抗がありました。保険会社の担当者は若い男性でした。示談交渉は、最初のうちはお互いに意見を出し合って話し合いをしました。しかし、お互いの主張が平行線のまま時間が過ぎていきました。保険会社の担当の人は、なかなか折れてくれませんでした。示談交渉をする中で、保険会社から提示された賠償額は最初に予想していた額よりもかなり少ないものでした。保険会社の言い分は、相手方の車の破損状況などからして、減額せざるを得ないという訳のわからない内容でした。とうてい納得はできないので、弁護士さんにバトンタッチしました。弁護士さんに引き継いだ後は、これといった障害も無く、スムーズに進んでいるように感じました。弁護士さんが間に入ってくれたことで、ようやく話がまとまりました。こちらが希望する賠償額まで増額が認められホッとしました。最初から弁護士さんにお願いすれば、かなりイライラしなくて良かったなと思いました。